三浦市の歯医者 初声歯科クリニック｜横須賀市、京急沿線からもご来院いただいています。

簡潔にお話しますと、保険では政府（厚生労働省）が基準を設けた、最低限の治療しかできません。

厚生労働省は基本的に二年に一度の見直しをして、保険でできる治療内容と、治療費を定めています。
新聞やニュースなどでは、「診療報酬改定」と言われているものです。

そしてその改定内容は、いつも、政府の財政事情や、政府お抱えの一部の専門家の意見に左右されてしまっています。
歯医者さんで、臨床の現場で、実際に国民が必要としている最先端の治療内容と、その重要性は、反映されていないのが実情です。

わかりやすい例をあげます。

歯を削ったとき、被せ物（クラウン）をつくって修復する場合、保険でつくるクラウンと自費でつくるクラウン、何が違うかと言ったら、材料と精度と金額が違います。

どなたの口腔内にも、常に、ウン千億個という数の細菌が存在するのですが、その1つ1つは決して目には見えない、とても小さい、50ミクロン以下という大きさです。

保険で定められている材料でつくるクラウンは、どんなに頑張って精密につくっても、削ったご自身の歯に被せたときに、100ミクロンの誤差が生じてしまいます。
それでは50ミクロン以下という大きさの細菌が、歯とクラウンの間に入り込めてしまい、再発が予測されることは否めません。

一方、自費のメタルボンドという材料でつくった場合には、誤差は2〜5ミクロンにとどめることができますので、それだと、細菌は入り込むことはできません。
再発を防ぐ（＝予防する）ことを考えれば、メタルボンドという材料を使うことは、ごく当然の選択だと言えます。

私たちがおすすめする自費診療は、必ず医学的な裏打ちがあり、多くの臨床経験に基づいていますので、金額に見合うだけの価値があります。
どうか「保険でできるか」を基準となさらずに、自費診療にも関心を持っていただき、いつでも、どんなことでも、ご質問、ご相談ください。